胃潰瘍の症状と治療

胃潰瘍の検査

胃の調子が悪い時に病院に行くとどのような検査をしてくれるのでしょうか。胃潰瘍の疑いがある時にはその確定をするために検査を行います。一般的には採血と胃カメラ、腹部エコーです。

 

採血では貧血がないかとか膵臓などの胃以外の部分での異常がないかを調べます。つまり採血と言うのはいろいろな内臓の調子を見ることができるのです。

 

胃カメラや腹部エコーは順番待ちなどですぐに検査をすることができない時もありますから、まずは採血で胃以外の部分を見ると言うことなのです。

 

腹部エコーでは胆石などの病気が見つかることがよくあります。胃潰瘍そのものは腹部エコーで見つかることは少ないようです。

 

つまり、胃の痛みやむかつきなどがある時に胃炎や胃潰瘍などではない病気があるかどうかを調べることで胃カメラを飲む必要があるかどうかを決めることができるのです。

 

胃カメラを飲むと直接患部を目で見ることになりますから、潰瘍などの異常はすぐにわかります。その時に胃がんかどうかを確認するために組織の採取も行われます。

 

胃の検査として人間ドックなどでよく行われる検査としてバリウムを飲んで透視することが行われます。

 

しかし、一般の病院ではバリウムの検査はほとんど行われないようです。バリウムを飲んだ後しばらくは他の検査ができなくなるからです。CTや胃カメラの妨げになるということなのです。

 

胃に痛みがありそれが長く続くようであれば、胃潰瘍の可能性があります。病院にかかる時にどのくらいの期間痛みがあるのかを話すことが大事です。